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トロイ
- 2010/01/20(Wed) -
トロイに行く途中のバスの中でガイドのシナンさんは言った。
「想像力なくしてトロイの遺跡は楽しめません、
想像力があればこんな興味深い遺跡は他何処に行ってもありませんよ。」


トロイは長い歴史の中で
繁栄と戦争又火事や地震等により、街は建築と破壊の繰り返しとなった。

街が何らかの理由で崩壊すると
その地の人々は地理的好条件のため
他に新しい土地に新たな都市を建設するのではなく同じ場所に街を再建した。
それが9回にもわたり繰り返され
その結果9層にもなる都市の跡が重なっているらしいのだ。


 

P1040532_convert_20100119174408.jpg
案内図
トロイ第1期 紀元前3000~2600年
    ・
    ・
    ・
    ・
    ・
    ・
トロイ第9期 紀元前1世紀頃

3000年にもなるトロイ繁栄の歴史がはこの積み重ねの中に埋まっているのだ。




ドイツ人ハインリッヒ・シュリーマンはホメロスの「イリアッド」の話を信じて
発掘を始め ついに1873年トロイ遺跡を発見した。

P1040536_convert_20100119174558.jpg
写真はシュリーマンが最初に遺跡を見つけた場所で、
多くの財宝がここで発掘されたという。
ガイドのシナンさんはここを「シュリーマンの穴」と言っていた。

続けて
「それは発掘というような物ではなくただの盗掘だった。
地層の時代を無視した強引な掘り方で
見つけた財宝はそのままドイツに持ち帰ってしまった。
『シュリーマンのような掘り方を決してするな』
と言うのがその後の発掘に携わる人の教訓になっている」
と話してくれた。





P1040537_convert_20100119174732.jpg
こちらは第何期の層なのかを解るように発掘した場所



P1040538_convert_20100119174908.jpg


ひとつの遺跡で9つの異なる時代を見ることができる貴重な遺跡として、
1998年にはUNESCOの世界遺産に指定されている。


トロイには前日のエフェスのように優美な建築物は殆んどなかった。
ただ目に見えるものとしては遺跡の基盤が残った廃墟といったものだった。
しかしこの地が今から約5000年前~約2000年前に繁栄した街が9層にも重なっているのだと思うと
遠い昔の歴史の中を旅するような気持ちになれ楽しかった。 

発掘が進んで今未知の歴史が又加わっていくのかもしれない。


P1040530_convert_20100121104116.jpg

P1040531_convert_20100121103954.jpg

伝説上のトロイの木馬の複製の前の広場には捨てられたように
↑のような物があちこちに見られた。
何時の時代の物か解らないけれど、
神殿の一部を飾っていたものかもしれない。




ガイドのシナンさんの言った「想像力なくしては この遺跡は楽しめません。」
まさに言葉どうりだった。


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